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「変わらないもの」の大切さ

6月26日(日)午後より、京丹後市大宮町のアグリセンターにて『NPO法人丹後の自閉症児を育てる会』主催の「自閉症の人たちの災害時の対応についての学習懇談会」に参加しました。本会は、この丹後地方で東日本大震災のような大災害が生じた場合、発達障害を持つ子ども達や家族が(のために)どのような対策を取れば、よりよく避難・避難生活をすることができるのかということを、二市二町(京丹後市・宮津市・与謝野町・伊根町)の福祉課・総務課(防災担当)、相談支援事業所、保護者の皆さんと考え、意見交換をする目的で開催されました。

前半は、与謝の海支援学校の中西先生より、災害発生時に発達障害を持つ子どもに見受けられる症状やその対策などについての話を受けて、参加者全員の自己紹介やセミナー聴講の感想などについての意見を発言しました。後半は、災害時を想定し、私たちが早急に取り組んでおかないといけないことについて議論しました。特に議論の争点になったのは、各自治体が作成している「要援護者リスト作成(別名:避難行動要支援者登録制度など)」についてでした。これは、避難支援が必要な方々のために、災害に関する情報の伝達や、安否確認、避難誘導等の支援を行うための制度です。二市二町のなかでも、例えば「避難行動要支援者」の対象範囲の定義が異なっていたりするので、その差異に、保護者の方々は敏感に反応されていました。その他にも、災害時に発生するであろう事態の「想定」などについて、活発な議論がされました。

僕は、状況の変化に対応しにくい発達障害の方々の傾向を考えると、災害が起こっても『変わらないもの』に焦点を当てた対策について考えてみたいと思いました。そして、彼らだけではなく、健常者にとっても災害が起き避難・避難生活する際には、『変わらないもの』はとても大切なのではないかと感じました。

6月定例会、発言まとめ

平成23年6月定例会
案件(一般質問)

【住民説明会を受けて】

問 先日、庁舎統合問題に関する住民説明会が行われた。庁舎統合の必要性について6つの理由が示されたが、各項目のより詳細なる理由の説明を求めたい。
町長 私としては、思いのすべてを述べさせて頂いたので、更なる解説を残している訳ではない。
問 だが、6つの理由を詳細に議論してみると、統計的なデータ不足等の理由によって、その必要性を認めることができない項目もある。そのような項目を「必要性」とし、住民の方々に説明することは、議論の正統性に欠けると思うが。
町長 町政懇談会ではより詳しい説明をしたい。
問 私は、この地域の未来を見据えた時に、合併(一市二町)の可能性も十分にありえるし、本提案はそんな未来と深く関わることだと考えている。本件に関して、近隣市町と議論をされる予定はあるのか。
町長 確かに合併の可能性はゼロではないが、本件に関して、近隣市町と議論する予定はまだない。
問 宮津与謝地域の議場に立つ最年少者として申し上げるが、未来への配慮なくして、本件に関する議論の「先」はない。

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NEWS

【みんなで決めよう「原発」国民投票】が掲げる趣旨に賛同し、賛同人になりました。

「原発」をどうするのか。この極めて重大な案件は、行政府や立法府が勝手に決めることではなく、主権者である私たち一人ひとりの国民が決定権を握るべきではないでしょうか。すでに任意のグループが「ネット投票」を行なっていますが、そういうものではなく、国会が認めた公式の「原発」国民投票を実現することは決して夢物語ではありません。多数の主権者が望み、求めれば、実施されるのは当然の道理です。それを果たすために私たちは、市民グループ《みんなで決めよう「原発」国民投票》を結成しました。

このグループは、「脱原発」あるいは「原発推進」を呼び掛けるグループではありません。主権者が、原発の将来をどうするのかについて、直接の決定権を握るための国民投票を実現させることを目的として活動するグループです。メンバー個々人が「原発」についてどういった考えを持つか、どんな発言をするかは自由ですが、会として、「脱原発」あるいは「原発推進」を外に向けて呼び掛けることはしません。

これは、市民の知恵と情熱で歴史的な住民投票を実現させた、新潟の「巻原発・住民投票を実行する会」や徳島の「第十堰住民投票の会」の活動スタイルに倣ったものです。

ぜひ、こうした考えを御理解いただき、私たちのグループに参加してください。
なお、私たちが作った「原発」国民投票法の市民案を、このHP上に掲載してあります。(ホームページより抜粋)

HP : http://kokumintohyo.com/kokumintohyo

NEWS

山添藤真はTWITTER上でよりリアルタイムの活動等のお知らせを行っております。是非、ご覧下さい。

http://twitter.com/#!/Toma_Yamazoe

*ホームページ右横にありますRECENTLY on TWITTER の<More updates >からご覧頂けます。

一般質問、6月定例会

私が、6月8日(水)に行いました一般質問(通告書、答弁書)をご紹介させていただきます。以下の第1回目のやりとり以降、約2時間にわたり町長と議論いたしました。後日、より詳細な報告をさせて頂きます。

一般質問通告書

【地域医療の連携体制について】

総合計画にも、「個人医院と府立与謝野の海病院などとの連携が一定取れており症状にあった医療機関受診が行われている。」と明記されてあり、地域医療の連携体制についてはその向上にむけて努力されてこられたことと思う。以上にかかり、次の事項を質問する。

・これまで注力されてきた取組みとその成果。
・現状分析。
・今後の課題・取組みについて。

【役場庁舎統合問題をうけて】

去る5月28日(土)、野田川ワークパルにおいて、現3庁舎を統合する必要性・庁舎を1庁舎に統合する案について住民説明会がおこなわれ、庁舎統合の必要性については以下6つの理由が示された。
①進む職員削減
②交付税の段階的な削減
③利用者が複数の庁舎を訪問
④職員が連絡調整等のために庁舎間を移動
⑤地域振興課に職員が必要
⑥3庁舎の維持管理費
これら6つの理由にかかり、次の事項を質問する。

・住民説明会では具体的にかかる理由の解説がなされたが、さらに詳細たる理由の解説を求めたい。(③であれば、年代別職業別の統計や傾向など)
・分庁舎方式を採択した結果、合併後に見受けられたメリット。

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6月定例会開会

6月1日(水)、第37回平成23年6月与謝野町議会定例会が開会し、太田町長から「議案第45号、専決処分の承認を求めることについて」など34件の議案が上程され、提案説明がなされました。

そして、初日は一般質問通告書の締め切り日でもあり、僕は「地域医療の連携体制について」「役場庁舎統合住民説明会を受けて」と題する事項の発言を通告しました。僕の一般質問の登壇は8日(水)の16時頃の予定です。大胆な提案をしたいと思っているので、有線テレビ等をご覧頂ける方にはご覧頂きたいと思います。

NEWS

与謝野町役場庁舎の統合について住民説明会が開催されます。多くの町民の皆様にご来場いただきますようお願い申し上げます。

日時:2011年5月28日(土)、19時半から
場所:与謝野町野田川ワークパル
内容:与謝野町の現3庁舎を統合する必要性、庁舎を1庁舎に統合する案について。

交流会@自宅

5月24日(火)、日本計画行政学会関西支部広域行政研究会事務局長をはじめとする皆様が視察に訪れてくれました。彼らの視察の目的は、大都市圏よりはるかに雇用や人的資源に乏しく、先行して高齢化が進行している近畿日本海地域、その一角を占める丹後地域の行政、議会、NPOの方々との交流を通して、学会としての役割やニーズを把握し、今後の学会活動の指針を得ることをだったようです。その期待に答えるべく、与謝野町商工会青年部員・大江祐介君、宮津市議会議員・坂根栄六君の二人の若手にも出席して頂きました。

元鳥取大学地域学部教授・霜田稔氏が作成された「京都丹後地域づくりの長期的方向についての討論素材」を議論のたたき台にしながら、約2時間にわたり議論が行われました。学会の方々からは、問題提起、丹後地域のこれまでの歩み、広域生活圏計画の方向、定常化社会に向けてのプロセスなどのついての学問的・体系的な話を伺い、僕たち3人からはそれぞれの活動をベースとした体験的な話をさせて頂きました。お互いがお互いを補強し合う良い議論になったのではないかと思います。

本交流会を設定してくれたのは、京都府長岡京市在住で宮津須津地区出身の河野さんです。彼もまた丹後地域の潜在住民で、「ふるさとを離れて30年、やはりふるさとに対する思いは募るばかりです。何か役に立つことができないかと思い続けています。」とおっしゃってくれていました。

第39回京都ブロック会員大会

5月22日(日)、日本青年会議所 近畿地区 京都ブロック協議会主催の第39回京都ブロック会員大会 宮津大会が「郷土愛〜誇りを胸に 共に育む煌めく京都〜」のスローガンのもと開催されました。この会員大会は、京都府下13の青年会議所会員が一同に会する年1回の大会です。今年度は宮津青年会議所が所管する持ち回りの年(13年に一度)となっており、約600人の会員がこの宮津・与謝地域を訪れてくれました。

本大会は大きく3つ(式典・フォーラム・風土フェスタ)のパートで構成されていました。フォーラムでは「誇れますか あなたのまち」をテーマとするパネルディスカッションが元内閣総理大臣・安倍晋三氏を交えながら行われました。風土フェスタでは、中野太刀振り保存会の太刀振り披露や文珠地区の龍舞など、この地域に残る伝統芸能、岩がきやオイルサーディンなどの海産物を中心とした味覚を味わいながら、会員同士の交流を楽しむといった主旨でしたが、地域の皆様も一緒に楽しむといったとても素敵な一夜を過ごして頂けたのではないかと思います。

僕が担当したのは東日本大震災で被災された方々に対する義捐金のご協力の要請で、積極的にフロアーに出ることができたので、会場の清々しい素敵な雰囲気も十分感じ取ることができました。会場内をまわりながら思ったことは、人・歴史・味覚が揃えば、来地者の方々は喜んでくれ楽しい時間を過ごしてくれるという至極当たり前のことでした。

国民文化祭2011京都のイメージキャラクター・まゆまろも応援にかけつけてくれていましたw

@衆議院議員会館

5月20日(金)14時から、衆議院議員会館で小原舞衆議院議員(京都5区)とエネルギー政策とTPP(環境太平洋戦略的経済連携協定)参加について意見交換いたしました。地元から選出されている国会議員が、どのようなビジョンのもと活動されているのかをお聞きすることから議論を始めました。以下、代議士の考えをご紹介させて頂きます。

エネルギー政策:「2030年までに日本にあるすべての原子炉を停止し、今後20年間で太陽光発電を中心とする代替エネルギー開発に力を注いでいく、その実現に向けては、国民の理解を得る地道な活動を展開していきたい。」
TPP参加:「現在、民主党内の議論も据え置き状態なので、明確には言いがたいが、私はTPP参加に賛成の立場です。なぜなら、日本にある付加価値の高い野菜や果物は、ますますの拡大を見せるアジア市場でも十分に競争し勝つことができると思うからです。」

国政についてご意見等ある方は、地元選挙区から選出されている国会議員事務所へ積極的に声をお届け下さい。その一声は国を動かすことができるひとつの武器になり得ると僕は思います。

*僕はTPP参加には反対しています。



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