「おもしろい議会」へ
去る1月27日(木)に拓殖大学地方政治センター長の竹下譲氏を招いて『地域主権と議会改革について』と題する与謝野町議会議員研修会が加悦庁舎横の元気館で行われました。
ここ数年間、全国各地の地方議会において議会改革の機運が高まっており、それに伴い議会基本条例の制定等がなされています。現在、与謝野町議会においても議会活性化特別委員会を立ち上げ、より議会を住民の皆さんへと開かれたものとするべく努力している最中です。
そんな「改革」をより効果的に進めていくための勉強会の一環で行われた本会で、竹下氏が特に主張されていたのは「議会に住民を引きつける必要性」と、全国一律の地方議会制度を見直し、多様で「おもしろい議会」を作っていくべきだという点です。氏は本会議上で議長が読み上げる全国一律の議事次第書を廃止し、議長が自身で次第書を作り議事を進行するという提案、英国では議会閉会後は議員と傍聴者がワインを飲みながら意見交換したりする地方議会もあるなどの例を紹介をされながら、住民の皆さんを議会に引きつけ、おもしろいと思える議会を作る必要があると強く主張されました。
慣例を重んじる議員が多数を占める議会では、おもしろい議会を作っていくことは至難の技とも言えますが、私自身はおもしろい議会をつくることに大賛成なので、住民の皆さんがおもしろいなと思って頂ける活動をしていきたいと思います。