議会報告
秋風が気持ちよく吹き抜ける時期となりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
京都府与謝野町議会では、第33回平成21年度9月定例会が続いています。今週は4日間にわたり、平成21年度歳入歳出決算認定の審議が行われました。現在も表決には至っておらず、来週も審議は継続致します。私も質疑に立ちましたので、以下、質疑内容を一部書き留めておきます。
山添:皆さん、おはようございます。それでは平成21年度決算認定の質疑を行いたいと思います。具体的な質疑に入る前に、確認しておきたいことがございますので、ご了承頂きたいと思います。当町では課題を解決し、より良いまちづくりを推進していくために『政策』を実施しております。当町が実施しています政策には大きく3つのカテゴリーが存在するのではないかと考えております。まず第1に国から付託される政策、第2に京都府から付託される政策、第3に当町独自に行う政策でございます。この3つのカテゴリーに属する政策の運用には一連の流れがございます。当町独自に実施している政策の場合では<1:解決するべき課題の設定、2:政策の立案、3:政策の決定、4:政策の実施、5:政策の評価>であり、そして国、府から付託される政策で当町が担う政策過程は<4:政策の実施、5:政策の評価>だと私は考えていますが、吉田参事のご見解をお伺いしたいと思います。
吉田参事:その通りだと考えております。
山添:この3つのカテゴリーに属する政策を運用するうえで、共通して大切だと考えている政策過程は5の政策の評価です。なぜなら、実施している政策を今後よりよく運用していくためには、適切な政策に対する評価は必要不可欠だと考えるからでございます。この点、いかがでしょうか。
吉田参事:その通りだと考えております。
山添:それでは、平成21年度決算書の47ページをお開き下さい。中段に記載されておりますふるさと納税寄付金1,105,000円でございますが、その申し込み件数をお伺い致します。
吉田参事:1万円から最高は50万円までの11件でございます。
山添:私が9月9日に行いました一般質問の際、町長はふるさと納税について「毎年多くの町内出身者の方々から、まちづくりとためにとご寄付をいただいております」と評価をされていらっしぃます。その評価基準はどのようなものだったのでしょうか。ご参考までに申し上げますと、隣町の伊根町におきましては本年度9月29日現在で100件の申し込みがあったと聞いております。
町長:他町のことは詳しく存じ上げませんが、当町におきまして昨年度は11名の与謝野町を想う方々からふるさと納税をいただいており、その事実に照らし合わせた場合、そのような答弁の表現になったということでございます。
山添:冒頭に申し上げましたように、私は政策を運用するうえで、政策の評価を適切に行うことは非常に大切なことだと考えておりますし、参事もそのように申されておりました。運用している政策に対しまして適切な評価をする政策過程を更に大切にして頂くべきだということを申し上げておきたいと思います。
10月1日の本会議終了後に行われました全員協議会におきまして議会の活性化及び改革についての調査・検討を行なうために与謝野町議会活性化特別委員会の設置が決定され、委員に選出されました。