Archived entries for 雑感

「観光政策を問う」

14日(火)に「観光政策を問う」を件名に行った一般質問の簡単な要旨と町長からの答弁書を掲載致します。既存の観光資源を中心とした観光政策の限界を指摘し、「民泊」事業の提案をしました。町長からは前向きな答弁をもらいましたが、課題は町民の皆様のご理解を得ることができるかどうかとのことでした。以下、4点の質問と町長の答弁です。

ー①「観光客が求めるニーズはどのようなものと把握されているのか」②「既存の観光資源を主とする観光政策の限界を感じているが、どのように思われるか」③「町民の日常生活をひとつの言わば観光資源と捉え、人とのつながりを生み出す観光政策の開発が必要と思うが、どのように思われるのか」④「具体的な政策として、ひとつには「民泊」を考える事ができるが、どのように思われるのか」ー

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ふるさとは…

古今東西を問わず、個人的な郷愁や故郷へのメランコリックな心理や感情の昂りを文学や歌舞音曲などの作品に込め、世に送り出してきた作家は少なくありません。また私たち自身、昭和ノスタルジー、大正ロマン、ベル・エポック等のネーミングにも象徴されているように、時間的に遡って過去の特定の時期あるいは空間的に離れた場所を想像し、その特定の時間や空間を対象として懐かしみの感情で価値づけることはよくあります。そしてそのような場合、対象の負の部分は除外されていて、都合よく過去のイメージを再構築している場合が多いのもまた事実ではないでしょうか。そんな一般的な人々にとっては除外されがちな負の部分を自身の作品へと昇華させていた詩人のひとりである室生犀星(1889年—1962年)が詠った詩…

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