12月1日(木)、第41回平成23年12月定例会が開会しました。
本定例会では、与謝野町庁舎問題に関する(仮称)庁舎統合検討委員会設置に伴う委員報償費22万5千円などを含んだ一般会計第6号補正予算などの議案を審議していきます。また、僕は一般質問で3件にわたる質問を通告していて、12日(月)午後に登壇予定です。以下、質問内容の紹介です。
【後期総合計画策定について】
来年度、総合計画の後期基本計画の策定が総合計画審議会で行われるにあたり、町長から審議会に対して5つの策定方針が示されています。その1つに、「後期基本計画は、前期基本計画を基本に見直し、社会情勢の変化や諸制度の変更、及び計画の達成状況を踏まえ、また策定にあたって実施する住民アンケート結果を考慮し、新たな計画を策定する」が挙げられています。この方針項目は、策定内容に直接関わるものであると思うので、どのような社会情勢の変化を感じているかや、どのように住民アンケート結果を考慮されるのか等、町長に対して詳細なる見解を求めるものです。
また、地方自治法第10条1項で、「住民」は「市町村の区域内に住所を有する者は、当該市町村及びこれを包括する都道府県の住民」と定義されているけど、人口流動が激しい現代社会では、必ずしもこの定義に当てはまらない住民も存在する(潜在住民と呼ばれている人々など)ことから、「市町村の区域内に住所を有してはいないが、感情的なつながりを有している人々」も、与謝野町民として捉え、基本計画策定において検討してはどうかと提案をしました。
【平成24年度予算編成について】
現在、与謝野町では(ほぼ全ての地方自治体でも同様ですが)平成24年度予算編成をおこなっています。当町では、町長から編成方針が出され、各課が方針に従って予算要求をした後、予算査定に入るというプロセスを経ています。しかし、予算編成に関する役所内会議は非公開としているため、どのような基準で予算要求がなされ、どのような理由で増額・減額されているのか知ることができないというのが現状です。
僕は、当町が保有している情報もまた税金で生産された町民の所有物であるし、情報開示が進むことによって住民参画は促進されるという観点に立っているので、当町の予算編成過程においても、原則、全面可視化・透明化されるべきだと思っています。ゆえに、予算編成過程の全面可視化・透明化を提案しました。
【区間交流の促進について】
9月定例会の一般質問・「自治区活動の更なる推進に向けて」を行った際に、「各自治会同士のネットワーク化が必要だと考えている」との町長答弁を頂いきました。僕もまた、町内の一体感の醸成促進の観点から、特に、旧町間の垣根を超えた各自治会同士の交流促進をしていくべきだと強く思っています。その具体策について伺います。
以上が12月定例会で行う一般質問の質疑内容です。みなさんからのアドバイスなどを頂ければ嬉しいです。